480年の歴史を持つ、九州福岡県の大川市。日本の一大家具産地での卓越した技を紹介。また、その技を持つ匠も紹介。

塗料

塗料

オイル paints1

アマニ油やキリ油などの植物の種子を絞った、天然植物油や松ヤニなどの樹木の分泌物(天然樹脂)等を主原料とした塗料です。オイルは浸透性が良く塗膜を作らないので、しっとりとした木の自然な風合いを強調し、通気性を保持することが木の特徴を活かす塗装方法と言えるでしょう。その反面、合成樹脂塗装と比較して乾燥時間が長いことや塗膜び耐久性が劣ることなどが欠点として上げられます。使う人がこまめにメンテナンスすることで味わいが出て愛着深い家具になっていきます。

ラッカー paints2

ラッカーは硝化綿を溶剤で溶かしたもので、合成樹脂塗装では最も古くから使われています。溶剤が揮発乾燥して樹脂分が残り塗膜を形成しますが、乾燥後も溶剤に触れるとまた溶解してしまう可能性があります。耐水性・耐候性・耐熱性・耐磨耗性共にあまり期待できないのですが、塗膜の仕上がりにしっとりとした温もりがあり、木材を塗装すると濡れ色となり木目が強調され素材を活かす塗料としては優れています。補修は被塗面の汚れを洗浄し、サンドペーパーで平滑にして西塗装します。

ポリウレタン
樹脂塗料
paints3

家具に使用するポリウレタン樹脂塗料はポリイソシアネートとポリエステルとの付加反応を応用した塗料でニ液性塗料です。一般的な塗料の中では塗膜が強く耐磨耗性が高く密着性に優れています。また耐薬品性も耐溶剤性もあり熱にも強く、家具塗装の中では高級な仕上げと言えるでしょう。ポリウレタン樹脂塗料のタイプによっては塗膜が時間の経過と共に多少黄変するものもあるようです。

ポリエステル
樹脂塗料
paints4

ポリエステル樹脂塗料の特徴は塗料全体が塗膜を形成するので非常に厚い塗膜が一回塗で得られ、塗膜が内部から硬化していくので塗膜が薄いほど良い硬化が得られます。硬度が高く、光沢が置く耐候性や耐薬品性に優れ、汚れに強いのもポリエステル樹脂塗料の特徴です。ピアノをはじめテーブルなどで塗膜が厚い塗装は、一般的にポリエステル塗料を使用しています。塗膜が厚い分密着性や衝撃にはポリウレタン樹脂に比べ弱いようです。

UV硬化型塗料 paints5

UVとはUltraviolet raysの略で即ち紫外線を照射することにより硬化する塗料を使用するのがUV塗装です。数分から数十分という短時間で硬化し、平滑な塗面を形成することができます。UV塗料の最大の特徴は8Hという超高硬度の表面硬度が可能ということでしょう。耐磨耗性・耐熱性・耐薬品性・耐溶剤性が他の塗料より優れており、硬化時間をコントロールできることがこれからの塗料といえるでしょう。

お気軽にお問い合わせください TEL 0944-87-0035 営業時間 8:30~17:00【毎週土・日曜日、祭日除】

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