480年の歴史を持つ、九州福岡県の大川市。日本の一大家具産地での卓越した技を紹介。また、その技を持つ匠も紹介。

エンジニアリングウッド

エンジニアリングウッド

合板 engineer1

合板とは丸太を大根のかつらむきのように薄くスライスした単板を、繊維方向に交差させて接着したものです。繊維方向によって物性が異なる木材の欠点を、単板を交差することで平均化し寸法安定性も高まります。家具のフラッシュ構造には欠かせない材です。

バーチ合板 engineer2

合板と同じですが全ての層の単板がバーチ材でできたものです。繊維方向は交差しますが、表面だけでなく内部も同質の木材であるために切り口が美しく、その木口を活かして家具の部材に利用することもあります。バーチ合板のほかにシナ合板も有名です。

LVL(単板積層材) engineer3

単板を交差させ接着したのが合板であるのに対し、単板の繊維方向を平行させることによって一方向の強度を高め、より自然の木材に物性を近付けたものがLVLです。平行に単板を重ねることから平行合板と呼ぶこともあります。写真は杉の間伐材を使用したLVLです。

パーティクルボード engineer4

パーティクルボードは、小さな木片に接着材を添加しパネル状に成形し、熱圧をかけて作ります。従って合板を作るときよりもっと小径木や端材などが利用できます。断熱・遮音性も優れ、均一で経済的な材料ですが木口部からの吸湿に注意が必要です。

MDF(中密度繊維板) engineer5

パーティクルボードの場合木片が確認できたのですがMDFの場合は木材繊維の段階まで細かくして成形します。従って表面が滑らかで堅く木口が緻密で加工性・研磨性に優れています。エナメル塗装の基材としてや、MDFの表情をそのまま表現した家具も増えてきています。

突き板オーバレイMDF engineer6

MDFはその平滑性が合板より優れているために、滑らかさを要求する部分に利用することが多くなりました。写真はMDFの両面にブナの突き板を張ったもので、無垢材の欠点を補って、均一な美しい木目を経済的に利用できるようになりました。

OSB
(oriented strand board
(対向性ストランドボード)
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薄く細長い木片(ストランド)に方向性を与え、表面と内側の層の方向を縦横に直交させながら圧力をかけて積層接着したものです。写真は下からOSBの表面を研磨したもの。一番上は木片の方向を平行に近い状態に並べて、長さ方向の強度を高めたOSL(ストランド積層材)です。

PSL
(parallel strand lumber)
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PSLは、OSLより長く厚い木材を使用して成形し、エンジニヤリングウッドの中では長さ方向に関して最強です。構造材として開発されていますので、大きな断面寸法が可能です。OSB・OSL・PSLは、その豊かな表情を家具に利用することもあります。

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